CPIとは?|総合保安研究会の理念と構造
総合保安研究会(CPI:Central Protection Institute LLP)は、紛争時の「秩序空白期」において、市民が自律的かつ安全に行動できるための理論と仕組みを研究・教育・実証する協同型の研究組織です。
CPIは、国家の支援が届かない状況でも、市民が地域で秩序と安全を守る“構え”を持つための知識と技能を体系化した「CPIモデル」を構築・普及します。
研究・訓練・標準化を通じて、市民社会に「防衛の文化」を根付かせること。それがCPIの使命です。
設立の背景
2022年のウクライナ侵攻初動に象徴されるように、現代の紛争では通信途絶や行政機能の麻痺が真っ先に起こります。
そうした状況下で、市民が安全に避難・防衛行動を取るためには、事前に構築された“理論的な準備”が不可欠です。
CPIは、このような危機への備えとして「CPIモデル」と呼ばれる行動指針と教育体系を構築し、社会に共有しています。
活動の三本柱
CPIは、以下の三本柱に基づき活動を展開しています

CPIの構造と仕組み
CPIは、「出資者=利用者=運営者」という協同組合型の仕組みに基づき、以下の4部門で構成されています

めざすもの
CPIの最終的な目標は、一時的な訓練ではなく、「市民防衛文化」という形で世代を超えて継承される構えと知識を社会に根付かせることです。
それは、「自衛」を国家の任務だけでなく、市民の構造的行動力として確立するという、新しい保安の再定義でもあります。
所在地
東京都新宿区新宿5-6-2神谷ビル604
